月齢1.30 輝面比2.03%

TBSから赤坂5丁目交番に続く道の途中は、三分坂という急な坂になっている。三分坂を下りたところには、報土寺というお寺さんがあり、そこの築地塀(練塀)は、坂の多い赤坂の中でも、特に急な三分坂に沿って建てられ、壁が弓なりにしなっていることで有名。この築地塀は、安永9年(1780年)に、報土寺が現在の場所に移転してきた際に建てられたらしい。
江戸時代から、この場所に建っているこの壁、いつまで持ち堪えることができるんだろう。建造物という形有るものを通じて、江戸時代のひとと、時空を超えたコミュニケーションをとっていると考えると有難い話。素人目にもメンテは難しそうに思われるけど、そんな貴重な機会がこれからも続くといいですね。
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