所変われば品変わる

昔、イギリス人の知り合いと話しているとき、イギリス人、日本人、アメリカ人の比較の話になった。
アメリカ人は、とにかく感じたままに感情を表現する。イギリス人は、感情を表立って表さないが、顔に出てしまう。日本人は、表現しないどころか、顔にも出さないから、なにを考えているか分からない。
にわかに日本代表として、イギリス人に対峙することになっちゃったけど、、、そうかな、いろんな人がいるけど、それだけ大きく括るとそうかもね。
仕事がら全国を回って、話しをするけど、同じ日本でも、地域によって、感情表現というか、反応に違いがある。
例えば、説明会などで説明すると、
東北の方は、仲間内では違うみたいなので、仲良くなれば別なのかもしれないけど、説明をしていても、おもしろいのかおもしろくないのか、説明が伝わってんのか伝わってないのか、分からず苦戦することが多い気がする。反応がないとなんとも苦しいので、できれば、プラカードを持ってもらって、よかったらYES!ダメだったらNO(u_u)の方を上げるってことにしてほしいなぁ。。。
東京の場合には、説明会の後、質問なんかが出ると、まず自分の言いたいことがたくさんあってその後に、質問らしきものが、あんまり脈絡なく続いたりする。結局質問の意図がよく分からなかったりするけど、これはこれで東京のひとの自己表現なのかもしれない。。。
九州は、反応はあるんだけれど、実のところ、わたしにはまだ彼らの目指すところが分かっていない気がする。掛け合いはあるのに、お互いに???になっているような気がしてならない。。。
地域や県が混在する話になっちゃってるけど、一番ぐいぐいくる印象なのは愛知県かな。とにかくはっきりなんでも言う感じ。分かりやすいは分かりやすいけど、とことん納得してもらう必要がある。
大阪は、ちょっと上級者編。言ってることと、思ってることが裏腹なのかなって感じることがままある。批判精神とサービス精神の成せる技なのではと思っているけど、まだまだ研究が足りない。。。

以上のように、反応はまちまちだけど、この辺を理解するためには、多分に慣れによるところが大きいと思う。
先の知り合いは、まだ日本人に慣れてなかったから、分からないってことになっちゃったのかも。アメリカ人がわたしは怒ってます、って怒っているように見えても、同じアメリカ人が見たら、実は、単なるブラフってこともありうるし、あのスマイルも、ちょっと怖いけど、アイドル並みに刷り込まれた無表情ってこともあり得る。
神秘ってことでそのままとっておいてもいい気もするけど、、、理解のためには、分析するより、慣れる方が早いかもね…。
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