鯛飯にしてよかった。

f:id:waxing-and-waning_moon:20140903222519j:plain
写真は、先日、愛媛に行った際の昼食。一仕事終え、昼食はどこがよいかよく分からず、小雨の降る中、歩いてた。しかも、キャリーバッグの横にしないと取り出せないところに折りたたみ傘を入れてしまい、雨に濡れながら、、、がらがらとキャリーバッグを引っ張りながら歩いていると、一軒の郷土料理屋さんを見つけた。
落ち着いた感じの雰囲気のよいお店。2階の座敷に通された。雨の中歩いて来たけど、ここだったら落ち着けそう。よかった。
歩いてるときは、なにか簡単に食べて済まそう…なんて思ってたのに、落ち着いたら俄然食べる気が盛り上がってきた。
観光できているわけではないけれど、出来れば場所場所の地の物を食べたい。鯛飯がメインのこちらにすることにした。鯛飯というと鯛一匹がご飯の上に乗っけられて炊かれている、あちらの方を想像する。ご飯に鯛の出汁が染み込んで絶品だよね。何回か愛媛には来ているけれど、鯛のお刺身の鯛飯は初めて。
鯛の右上方にある白胡麻のたっぷり入った甘辛いタレに、その隣にあるとろろを入れかき混ぜ、その他の薬味も入れる。ご飯の上に鯛とこのタレをかけて食べる。
とろろこんなちょっとで、意味あんのかな、と思ったけれど、このとろろがあるので鯛にタレがねとっと絡んでおいしい。鯛飯ってこんなおいしかったんだー。今まで食べなくて損しちゃった。
鯛のお刺身を同様に食べるもので、鯛茶漬けっていうのがあるけど、どうも半生というのが好きになれず、こちらの鯛飯も、間違って、これまで同じグループのくくりにしてきてしまった。。。
あったかいお素麺もつるつると食べてしまったので、ご飯は残そ〜って、思ってたのに、全部食べてしまった。。。まぁ、毎日美味しい思いをできるわけじゃないから、いっか。
でも、やはり、この鯛飯のおいしさは、なんといっても歯応えのある新鮮な鯛の成せる技ですね。瀬戸内海、ありがとう。