理解って

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わたしの見てる赤色、あなたの見てる赤色と同じでしょうか。色自体は、定量的に表すことが可能で、再現することもほぼ可能だろうけど、実際にそれぞれが見えてる色は違うかも。
頭の中で思い出す色も、元の色とは違ってるかもしれない。
世の中には色弱のひともいるけれど、青と緑の区別がどれだけ重要だろう。。。ここからが色弱のひとで、ここからがそうではないひとなんて明確な線引きはできないだろうから、ほぼそのままの色で見えるひとと、自分のフィルターが強いひとまで、その間に無限のひとがいるんだろうと思う。
ひとの目を通して見たことがないので、実際、どう見えてるか、分からないけど。
目に見える色も、鼻で嗅ぐ香りも、口で味わう味も、耳に聞こえる音も、手で触れる感触も、、、同じものに対して、みんな同じように受容してるわけじゃない。
心で感じる寂しさも、悔しさも、うれしさも。。。
本当のところを理解するなんてできない。せめて話を聴くだけか、想像力という与えられた能力で、精一杯頭の中で追体験してみるだけ…。
でも、理解できないから、理解したいという「欲求」が生まれるのかな。