ひきこもりの土曜日。あ〜楽ちん。
「ぼくを探しに」って絵本が、昔、家にあった。完全な球体じゃないぼくが、自分の欠片を探しにコロコロと転がって、旅する話。。。
コロコロ転がって、自分の欠片を探し回り、これも違う、あれも違うというとこまでは、覚えてるけど、結局どうなるんだっけ。。。思い出せない。。。
その欠片は、旅して帰って来たら、実は直ぐ傍にありましたって、青い鳥と同じモチーフの話だっけ?それとも、結局、見つからないから、イソップのキツネよろしく、そんな欠片なんて必要なかったんだって、自分を納得させる話だっけ?
それにしても便利な世の中になったもんだよね。大抵のことはネットで何とかなる。。。ぼくを探しに、っと、欠片のワードも入れて、検索。。。出てきた、出てきた。You Tubeの映像になってるのもあるね。
見てみると、青い鳥ともイソップのキツネとも違うね。。。
結局、自分にぴったりの欠片にやっとのことで、巡り合うことは巡り合う。。。でも、あれっ?これってなんか違うって思うんだなぁ。自分が完全じゃないから、完全になるべく、自分の欠片を探してたんだけど、、、いざ、自分の欠片が見つかって、完全な球体になってみると、ものごとは、どんどんどんどん進むんだけど、楽しくないし、楽しむ余裕が逆になくなっちゃうの。。完全であるが故に。。。
だから、欠片は見つかったけど、敢えて、もとの不完全な自分のままで居ることを選ぶって話だったんだ〜。そのままでいいんだって、そのままがいいんだって話。
へーそんな話だったんだ。多分、子供のときには意味がよく分かんなかったんだと思うなぁ。。せっかくみつかったのになんで?どんどん進んで行けばいいじゃん…って、、、よく分かんないって。だから、覚えてないんだな、きっと…。
子供のときどころか、ずっと、がんがん行くのが幸せなんだって思ってたなぁ、、、それなのに、なんで、がんがん行けないんだって、、、でも、気付いて見たら、何もないって、、、そういうこともあるかもね。。。
何がいいのかまだよく分かんないけど、分かんないことは分かるまで、ほっておくよ。。。いつか分かるときには、分かるだろうからね、きっと…。