今日は美容院の後、キラー通りを246に向かっていたら、ワタリウム美術館に遭遇した。あーここだったのか。。。先日、マカルーの写真を六本木に観に行った石川直樹の展覧会が、ここワタリウム美術館でやっているというのをチェックしてたけど、外苑前ってとこまでしか覚えてなかった…。ショップが併設されていたので、まず、ショップをふらふら。カードだの、オルゴールだの、文房具だの、素敵めなものが並ぶ。。。今日は、どうしても欲しいってものはなかったけど、今後、足を運ぶうちにそんなものに出会いそう。。。

石川直樹の展覧会は、奈良美智とのもので、ここより北へ、という表題。エレベーターを降りて、少し進むと、足の短い馬の写真。。。下北半島の尻屋崎にいる、あの寒立馬の写真。一面の黄色の花の中で、体躯の立派な寒立馬が一頭、草を食んでる。。。寒い寒い冬を堪え、これは初夏かなぁ、、、爽やかな写真。
下北半島津軽半島から北海道へ。札幌、稚内サハリンまで。。。国境は、ほんと人為的なものに過ぎないね。ひとびとの生活は、グラデーションのように、少しずつ変化しながら繋がっていく…。
写真だけじゃなく、地図なんかも貼られてるんだけど、その中に、いつも見てる日本地図じゃなくて、大陸側から見た日本を含めた地図があった。いつもとは逆向きになってる日本。そうだよなぁ、外から眺めたことなかったけど、大陸側から来たら、日本の形ってこんな風に見えるんだよなぁ。。。眺める向きを変えるだけで、形まで違って見える。こんな簡単なことで、びっくりしてしまうなんて、仕方のないことだけど、、、あまりに自分中心過ぎて、、、ちょっと愕然とする。。。繋がってるグラデーションをどちらから進むかによって、見えてくるものも変わるのかもしれない。。。想像力を働かせてないとだめだね。。。
 
実際の愛読本の並んだ本棚の展示とか、これまでの写真とか…。
突き動かされるように旅に出てる感じを受ける。突き動かすものってなんなんだろうなぁ〜。
 
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