いいことってのもあるよね。。

昨日テレビをつけると、Youは何しに日本へ、という番組の特番をやっていた。この番組、海外からやってくる人々を空港などで捕まえてインタビュー、時には、その旅に同行するというもの。。その悠々自適な、自由な旅人の姿、、、たまに見ると面白い。。
その中で、南米から写真を学びに、イギリスに留学中の学生の旅に同行するというコマがよかった。日本の農村を訪れた彼、多分、自分のカメラは持ってないんでしょう。。。イギリスの学校から借りてきたというカメラを背負って、片言の日本語で、写真を撮らせてくれるよう交渉。。
まず1枚目に撮った風景、ファインダーを覗いたまま、じっと動かず、シャッターチャンスを狙う。。何故、すぐ撮らないのかと問われ、撮るまでの過程を大事にしてる、その時、何を考えてシャッターを押したか、覚えていたいという。。。
写真によって、とても大事に切り取られた空間と時間。。こんなに若いのに、いや、こんなに若いからこそ、そんな感覚を大事にしていられるのかな。。。
テレビの画面には、彼の切り取った農村の風景やそこで暮らす人々の笑顔が映し出される。。なんかいいものを見せてもらったなあ。。。写真に写ってる普通の人たち、とってもいい顔をしてる。。
写真というのは、当然のことながら、ファインダーのこちら側には撮り手が居て、そのひとの感性やら、人となりやらが、如実に出る。とてもいいコミュニケーションの形態。。なんか素晴らしいなあ…。

ここまでが過日、既に放映された部分らしい。。特番はここで終わっていなかった。何故か、イギリスの彼の元まで訪ねて行くという続きがあった。。。
場面は変わって、日本の品川。。先日のこの青年の番組を見たある人物(顔や名前は非公開で、設定では品川のおじさん)が自分のカメラを彼に渡してほしいと、テレビ局に問い合わせたらしい。。
この方は、長年、写真館を経営していたが、この度、店をたたむことになった。先日、たまたまテレビを見ていたら、この青年が自分と同じカメラを使っていた。自分にはもう不要となってしまうこのカメラ、この青年が大事に使ってくれたら、とても嬉しいということで、連絡を取ったらしい。。。
そこで、イギリスの彼の元に、カメラを届けに行くことに…。
カメラを受け取った彼、表面上はかなりクールに見えたけど、その行動が嬉しさを物語っていた。すぐ写真を撮りに出かけるという、、、バスに乗り込み、とても素敵な公園(イギリスならではなのだろうか、、、行ったことないからわかんないけど、、、近所にこんなとこがあるのかな。。とても素敵な公園。)へ。
いざ写真を撮ろうとしたら、慌てて出て来たらしく、いろんなものを忘れてる。。。クールそうな表面とのギャップで、逆にその嬉しさが伝わった。。。よかった。とてもよかった。
品川のおじさんも、勇気を出して、連絡をしてよかった。。いいことをするって、なかなか難しい。。
自分の不要なものが、、←←多分、不要ではないと思う、相当、高価なものみたいだし。。。でも、自分が持っているよりも、生きると思ったんだろうなあ。。。生かしたいって思うほど大事にしてたものなんだろうなあ。。。
彼の撮る写真、撮られてる風景や人々の感じ、品川のおじさんの大事なカメラ、プレゼント、、、なんか色々捨てたもんじゃないかもしれない。。。

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ベンジャミンとわたし。。

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