コンサートへ。。

両親から頂き物のチケット。今日の演目は以下の通り。今日は姉と2人でサントリーホールに出向いた。

M.Mussorgsky : ”Night on Bald Mountain”Symphonic poem
(arranged by Rimsky-Korsakov)
S.Rachmaninov : Rhapsody on a Theme of Paganini, Op.43
P.I.Tchaikovsky : Symphony No.5 in E minor, op.64

どんな感じですかね。。。とあまり期待せずに行ったけどよかった。。とても迫力があった。。

ムソルグスキー禿山の一夜を初めて聞いたのは確か中学生の音楽の時間。なにやらおどろおどろしいイメージを持っていたけれど、、、生の演奏で聴くと、激しい一面と穏やかな一面のコントラストがとてもよかった。。
ラフマニノフを演奏したピアニストもなかなかよかった。姉はこの演目が一番気に入ったと言っていたけれど、、、パラパラパラパラと鳴り響くピアノの音色を聴いて、わたしの場合、これだけのコンデションを維持し、さらに今後もこれだけのコンデションを維持する大変さって、幾ばくだろう…なんてことを考えてしまった。。。
最後のチャイコフスキー、わたしは文句なくこのロマンティックな感じに酔いしれた。。。
クラシックのよさは、その速さと穏やかさの違い、音の大小の落差にあると思っている。。。
他の音楽で、ピッチに違いがあったり、もの凄く静かに演奏していた後に急激に盛り上がったり、、、もの凄く盛り上がっていたのにストンと静かになったりしたら、あれっ⁈って思うけど、これこそがクラシックの醍醐味。。。軸の数が豊富。。
わたしは昔からクラシックを聴く人が身動きもせず、冷静沈着な様子で音色を聴いてるのにとても違和感を覚える。。。
情動はまるでジェットコースターに乗せられてるかのように、音色に合わせ、速度を速めたり弱めたり、高みに行ったり急降下したり…とても激しく揺さぶられるのに。。。
と言うわけで、わたしは本日もチャイコフスキーに心地よく翻弄された次第です。。
音楽はやはり素晴らしいです。。。

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