いつも…違うvs同じ

お取引先を訪問したときに、全国を回っているという話をすると、それは大変ですね。。。と同情⁈のような反応をいただくことがある…。これに対しては一瞬うっ…となる。。。ここでは、なんと返すのが正解なんだっけ…。
大変ですね…と身を案じていただくことに対しては有難い。。でも、、、わたしじっとしてるの嫌いなんだもん。。。
いろんなところに行くこと自体を大変だって思ったことはない。。体調が悪いときも、天候が厳しいときもあるけれど、それはそれでいつもと違う日々なのだ。。。
逆に、一番苦手なのは退屈なこと。。内生的に退屈さを払拭するのも限界がある。むしろ、ずっとオフィスに通いなさいとなったら、息が詰まりそう。。。
オフィスはいつも同じ顔ぶれで、仕事もルーティン。。同じことを同じようにやることが期待される世界では、流れる空気も固定化して、自由さなんてものも奪われてしまう気がしちゃう。。。
外に行けば、どんなに焦っても、困っても、ひとりだし、、、でも、ひとりで臨機応変にやる自由さがある。
でも、どうやらひとには変化に対する嗜好に違いがあるらしいのよね。。。
以前、結構バリバリと仕事をこなす女性と話をしていて、へぇ〜と思ったのだけれど、、、そのひとは何か新しいことを始めるのは嫌いで、むしろルーティン化された作業を繰り返して、繰り返すたびに、如何に作業の効率化が図れるかということに喜びを感じると言っていた。。。なる程ー。
わたしは多分こういう嗜好は持ち合わせてない。。。
それから美容院で如何に同じ髪型にしてもらうか、お化粧を如何に毎日同じ出来上がりにするか、、、と自分のイメージを固定化することを望む人々も多い。。
わたし、これだと楽しくない。。。
真逆の感覚が変化に対する嗜好の裏にあるみたい。。
そうだとすると、いろんなとこに行って大変ですね〜と言ってくださる方々は、きっとわたしとは対極にいらっしゃる方々で、それはそれで本心から同情していただいてるってことですね。
でも、好きでやってるんでーす。

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変化を求めるといっても、この平城京跡の景色のように、また見ることを楽しみにしてるものもある。。
古都の浪漫に対するわたしの勝手な想像も込み込みで、本物じゃないけど、これも殿堂入りかな。。。