本。

先日、昼食後の本屋で立ち読み。例によって何冊か興味惹かれる本があり、数冊購入。
本は昔から好き。何事も腰を落ち着けて派ではないため、じっくりと向き合うというよりは、そのときの自分の感覚や感性にあったものを軽いタッチでぱらぱらと。本に触れることで、自分の中の何かが触発される感じがとても好き。大体は頭の中で自分とのおしゃべりで時間を割いている。本来は、結構なおしゃべり好きなんだ、きっと。
おしゃべり好きだけど、あまりおしゃべりの関心の中身が合うひとがいない。少しは合わせなければとは思うけれど、おしゃべりの関心がずれる場合は、とても時間の無駄と感じてしまう。努力の甲斐なく、ひょっとすると、顔に出てしまってるかもしれない。
ただ、おしゃべりというのはやはり外生的な要因に触発される部分がないと成立が難しくなってくる。誰とも話さず、ひとりで頭の中だけで、ぐるぐる回している状況に陥ると完全に行き詰る。
そんなとき、本は強い味方。自分の知らないことをたくさん知っていて、自分はこう考えている、こう感じているんだ、というのをクリアに伝えてくれる。
それに向き合っているうち、自分の意識も違うところにテレポートできる。著者推奨の位置ではないかもしれないけれど、少なくても行き詰まった位置からは移動出来てる。充実した時間。

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