昨日の続き。

ネットで調べると、降りようと思ってた青山一丁目駅の上、ツインタワー西館の三階にクリニックがある。よかった6時までには着ける。こんなとこにクリニックがあるなんて知らなかった。普通の町の診療所的なアットホームな感じ。先生はかなりのお年とお見受けしたが、雑さのない、実にキビキビとした感じで、よいクリニックであった。
一階の薬局で処方してもらったイナビルを購入。最近はタミフルではなく、このイナビルという吸入型の薬が処方されるらしい。インフルエンザは相当久しぶりで、タミフル期を経ずして、イナビル期に突入だ。
昔は、これらの薬はなかったから、ただただ頭を氷で冷やし、布団をかぶって汗をかき、取っ替え引っ替えパジャマを変えて、朦朧としながら、熱でハイになったり、がたがた震えたりして、改善を待ったものだけど、、、
薬局の薬剤師さんがイナビルの吸入の仕方を丁寧に説明してくれたけれど、熱のせいか、頭がボーとするのと、とにかく怠くて集中できず、理解したのかしてないのかよく分からないまま薬局を後にした。とにかく早く十分な量を吸入しないと効果が発揮されない可能性があるということだけは分かった。イラスト入りの説明を一緒に入れてくれたので、あれを見ながらやればなんとかなるはず、、、
会社の人々に連絡を入れ、駅でお弁当をゲットするためしばし彷徨い、帰路につくことにした。
さて、このころにはもうエネルギーが0近辺にまで枯渇。インフルエンザ感満載であった。もう少しエネルギー残しとけばよかった。いつもながら配分が拙い…。仕方ない。ここからタクシーに乗るのは悔しいけど、タクシーの助けを借りるか、、、
246沿いの赤坂御所側で乗れるのがベストだけど、青山一丁目の交差点まで行かないと渡るとこがない。仕方がないので、外苑東通りからアジア会館の横の坂を下って行くことにした。
が、アジア会館の横の坂は途中から一通になっていて下れないという。そこで、降りる手前で左折となった。いや〜な予感。。その後、右折、右折で、やっとアジア会館の横の坂を下りきった道に出た。
出た途端、運転手さんが、何故かウインカーを右に出す。
えっ⁈
ここ、左折できないんです。
???
(わたしは確かに目的地を伝えたはず。これは悪意があるとしか思えないでしょ。)
ここで降ります。
えっ、ここで?
はい。
ここら辺は一通が多いもんですから〜。
(はははー。そこを最短距離で目的地に着くのがプロでしょう。少しず〜つ、少しず〜つ、遠回りを積み重ねて、どれ程になるのかね。その意味不明な非効率さで、どれだけの生産性が上がってるのか見てみたいもんだわ〜。これ以上関わるのは、エネルギーが勿体無いので、とっとと降りた。)
は〜、振り出しに戻っちゃったよー。いやいや、アジア会館横のキツイ坂は越えたじゃないか、あと少し、あと少し。泣きっ面に蜂って言葉があるぐらい、こういうことってよくあることさ、、、がんばれ。
泣きっ面を蜂に刺されたのをエネルギーに変換。リキマンションのとこの坂をずんずん登る。何だまだエネルギーあるじゃん。。
弱気になったり強気になったり目まぐるしい。
そう、さっき数時間前は、あと1時間15分程度がんばれば今日は終わり、って思ったけど、いやいやそんなに甘くはなかった。長かった〜。
無事、家に着き、イナビルを2パック吸入し、やっと人心地着いた。あとはイナビルさん、よろしくお願いします。

イナビルさんはいい仕事してくれました。ま、ウイルス居なくなるまで、もう少し、自宅療養だけどね。医療は進歩してますね。

f:id:waxing-and-waning_moon:20160222221605j:image