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最近は毎週、未生というドラマを見るのを楽しみにしてる。一週間に一回というペースはもっと早く見たいというのと、早く見ると楽しみが終わってしまうというのの丁度折り合いのつくタイミング。この感じだと途中で飽きることなく最後まで見られそう。
囲碁のプロ棋士を目指していた主人公は、生活のため夢を諦め、商社に転職。いろいろ経験しながら、多分これから成長していくという話。毎回、登場人物たちの不器用な面に焦点が当てられ、それを受け入れることで、打開策が見つかって行く。ひとの弱さとか強さを心の動きが伝わるように作られていて、とても引き込まれる。
途中に碁の戦略なんかも出てきて面白い。囲碁は面白そう。。。
囲碁については、アルファ碁とイセドル9段の対局もとても興味深かった。結果は、4勝1敗というアルファ碁の勝利だったけれど、アルファ碁が負けた一戦では、イセドル9段のある一手をきっかけに、アルファ碁が疑問手を連発し、負けたらしい…。
これはまるで動揺した人間みたいじゃない?理解不能で乱調をきたした、、、もう勝てないと結論付け、ランダムな行動に出た、、、ということかもしれないけれど…。
アルファ碁は、まだそんな大勝負の経験を積んでるわけじゃない。このAIの初心者に、逆に人間らしさを感じてしまった。すぐに持ち直すところは、コンピュータなんでしょうけど…。
そして、碁についてはAIがこれだけの偉業をこんなに早く達成するとは思われてなかったらしい。AI対人間で、碁においては、人間らしさが重要ということだよね。。その勝負で人間らしさとも見える原因で負けるAIというのが非常に面白い。。。シンギュラリティは本当にやってくるのかもしれない…。この先がどうなって行くのか、是非見てみたいもんです。

きしくも囲碁繋がりで、最近気になってる話題でした。。。

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