no-誰彼の別

今日の世界ふしぎ発見のテーマは、お遍路さんであった。
仏教徒ではないけれど、四国88箇所のお寺さんの巡礼…以前からかなり心惹かれている。。。
目的と其の達成に集中するというのはとても心が癒されるものに違いない。いつか機会があれば是非行ってみたい…。
番組の中で初めて聞いたお接待というしきたり。お遍路さんに、ひとびとが食べ物や休憩所を供したり、ときにはお賽銭などを渡していた。
このしきたりに、幾つか意味はあるみたいだけれど、番組では、自分の代わりにお遍路さんがお参りしてくれるから…といったようなことを言っていた。
いいなぁ、そういうの。自分の満足が自己完結せずに、繋がっている。。。
たまたま時間や体力、資金その他諸々に余裕がある代表者が巡礼をしているのであって、そこにはあまり誰と彼の区別はない。
それが例え今日初めて会って、もう会わないようなひとであってさえ、、、自分は他の人の役に立つこともできるし、あるいは自分を他の人に託すこともできる。
そのような思考が自然な形で風習となって生きている。
いいお話を聞きました。。

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