代償

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 銀座博品館のもんちっちさんたち。

もんちっちだ…。小学生の頃、きゅんと切なさを感じるほど好きだった。。
いま見ると、悲しいかな、そこまでじゃない…。
このもんちっち欲しさに、昔、魂を売ったことがある。。。
既に、男の子のもんちっちは持っていた。。
リカちゃんとワタルくんしかり、キキとララしかり、ペコちゃんとポコちゃんしかり、、、その当時、キャラクターは、(バ)カップルで成立してた。。
わたしは持っていなかったが、もんちっちにも、おんなの子がいた。。。
欲しかった…。
仲良しさんにさせて、遊びたかった。。

エレクトーンには、メトロノームよろしく、パーカッションの自動演奏が付いていたのだけれど、そのラテンパーカッションに合わせて、家族の前でだけ剽軽だったわたしは、自作の踊りを披露して、みんなを笑わせていた…。
その特別な踊りを、なんと!遊びに来ていた母のお友達の家族に披露しろというのだ。。。
外では、いたってクールな子供だったわたしにそんなことできる訳ないじゃない、お母さん、なにを仰ってるのでしょうか、意味がまったくわかりません…的な反応をとっていたところ、、、
なんとおんなの子のもんちっちを買ってくれるという。。。
わたしのもんちっちにもパートナーが…。
相当迷った挙句、その誘惑に屈した。。
屈辱の記憶…。
約束は果たされ、もんちっちにもんちっちの女の子を無事手に入れた。。あこがれの、ばかっぷるなのだ…。(まあ、あくまで演者はわたしなわけですが…。)
彼らが幸せであったことを願う。。。
どうせなら、わたしはラテンダンスを極めればよかったのかもしれない…。