時を…。

賞味期限や消費期限が大抵は存在してるから、それは外から与えられたものだとしても、限界があるんだ。
意外に口に入れたらいけるものもあるかもしれないけど、まあ、ほぼそれでもおいしいなんて稀有な存在だよね。。
そんな中、非常に貴重な半世紀近くもの前に摘み取られ、瓶詰めされ、その後大切に守られた瓶の中でじっくり、ゆったりと生き続けてた、ワインをいただくことになった。。
ワインは凄いね…。
賞味期限や消費期限、、、何それって感じ。。。
そういえばこの瓶の中に入ったのはかれこれ47,48年前かな…。
雫の一滴一滴が豊潤となるまで、時の流れを数えながら、静かに呼吸を繰り返してました。。
果たして、外の空気を数十年ぶりに吸って解放されたワイン…。
口に含むと、食道を伝わって、体内に入ってきたワインは一気に細胞に染み込んだ感じ。。
全身で受け止めざるを得ない時間の力強さだ。。。
こんな類稀な素晴らしい機会に感謝。
本当に、どうもありがとう。

 

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Chateau Mouton Rothschild 1970...