大きい…。
来年の9月に日本でラグビーのワールドカップが開催されるということで、国際ラグビー団体が、ニュージーランドの選手に、日本ではタトゥーを隠すよう指示したのだとか…。
一方、ニュージーランドでは、マオリ族にとってタトゥーは文化的にとても重要な意味を持つのだとか…。
この点、ニュージーランド側からは何のクレームも出ておらず、団体の指示に従うことになってるらしい…。
文化は多様だ。。。
日本ではタトゥーは、ヤクザの人びとを連想させるし、たくさん刺青の入ってるひとを見かけると確かにぎょっとする。。
ヤクザの人びとがなぜ刺青をしてるのかはよく知らないけど、、、身体に消えない文様を施しているとはいえ、それは全く異なるものである。。。
文化を尊重せず、そんな指示を与えてることに関する問題はひとまず置いておくことにするけど、、、そんなことだから、理解が進まず、偏見が先走るのではないかと思うけれども、それは置いておくとして、、、
自分たちの大事な文化であるにも関わらず、そんな申し出を受け止め、受け入れてるマウイ族の人びとの精神性…。
こっちがどんだけ素晴らしいか。。。
郷に入れば郷に従えではあるけれども、、、なかなかそんなの実行するのは難しい。。自分らしさみたいなもんを主張してないと自分がなくなってしまうようだ。。。
多分、何かに対抗して初めて自分の存在を示せるなんてとこには立ってないのかなぁ。。。ことさら自分を主張せずとも確固とした自分がそこに居るのかも…。
相手を尊重できる余裕があるのだよね。。。
なんか良いお話を聞きました。。
追記)ただ、今回の訪問がラグビーの試合をしに来るという訪問者としての立場から、、、ということも大きいのかもしれない。。生活となるとそんな簡単には行かないね…。