まるで苺の…

今週の土曜日は、フランス語の今学期最終日。最後の締めとして、パンとチーズを持ち寄って、話すこととなった。飲み物もあったほうがよいと思うので、わたしはワインを持ってくつもり。。
どんなワインがよいかな。。安くても、おいしい、気の利いたようなやつがあるはずだ。。ただ、ここはネット情報だけでは、決めかねる。。
日曜に、新宿に出たついでに、伊勢丹に寄ってみた。。短髪のはきはきとした、30代と思しき女性のソムリエさんに声をかけてみた。。
状況を説明し、アドバイスを求めると、白、赤の順に、オススメを見せてくれた。。
ブルゴーニュとボルドー、、、多分、コスパの良いものを選んでくれたのだと思う。。
そして、味的にも失敗のないもの…。
フランスの有名どころでも、いや有名どころだからこそ、無難な線があるのだろう。。。
ただ、それだけでは面白くない…。
大したひねりは思いつかないけれど、日本のものでなんか良いものないですか、と聞いてみた。。そして、紹介されたのがこれ。。
品種はマスカットべリーAと言う。。甲州についで、日本のブドウ品種として国際ブドウ・ワイン機構に登録されたんだってさ…。
ブドウも作り手も日本な訳です。。
これで行きましょうと、自分用にも一本買って、組み合わせとして良いとアドバイスを受けた、丁度買い置きの豚肉をソテーし、一緒に飲んでみた。。
まずは、まるで苺のような、甘くいい香り…。ただ、このまま飲み口も甘かったら、ちょっとどうしようと思って口に含むと、そこはソムリエのお姉さんが言った通り、香りの甘さとは裏腹に、きりっとした感じだった。。。
お勧めの豚さんとも合うなあ。。昼間に、チーズとパンと一緒に飲むのも、華やかな感じで丁度いいかもしれない…。
お天道様に似合いそう。。。

 

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