記憶>現状

今日は、仕事で久しぶりに三越前に出向いた。うちのオフィスが引っ越したのは、2013年の3月初だったから、もう1年8ヶ月以上経つんだね。。。あの時は、ミニシクラメンが初めて蕾をつけて、引っ越しで大丈夫かなって心配したなぁ。。。ちなみに、ミニシクラメンはいまも元気。
三越前に行ったついでに、かつての我がオフィスが達者でやっているか、念のため確認。外見的には、全く変わらない。数年間通ったときのまま。いま、このビルの8階に帰っても、わたしとしては、なんの違和感もない感じ。。。帰ったら、明らかに不審者だけど。。。
地下通路に入る途中で、ちょっとだけ、B1階を覗いて見た。地下にあったお店がきれいになくなって、まるで壁みたいになってる。
ここのオフィスに面接に来たとき、この居酒屋風のお店が地下にあって、正直、びっくりした。仕事場と居酒屋というのが、どうも結びつかなくて。。。
でも、入社してからは、お昼の定食とか、たま〜の飲み会とかに、何年間も便利に使わせてもらってた「プチ社食」。観察を常としているため、働いてる人の顔とか、働き振りとか、気の利き加減とか、だからどうということもなく、意味なく把握してたし。。。
あの空間は、ごっそりなくなっちゃったんだ。不思議な感じ。自分も変化したんだから、まわりも変化して当然なんだけど、、、まわりの変化は、直ぐには受け入れ難いね。寂しいっていうのともちょっと違う気がするけど、、、。
前に住んでたところとか、通った学校とか、ものすごい変わっちゃったり、無くなっちゃったりすると、なんか変な感じがするんだろうなぁ。。。
多分、これって自分の頭の中の像とギャップがあるからなのでは、と思う…。自分にとっては、いま現在の姿ではなく、記憶の中の姿が本物になってしまってるから。
で、寂しさを感じないのは、頭の中には、ちゃーんと元の姿のまま、そこにあるからなんじゃないかな、ずっとね。

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ここは、本当に三越(デパート)前あたり。以前撮ったものの中で、一番近い写真。元オフィスは、もっと先だね。