あかり。

ピラティスの後、行きたいと思っていた和のあかり展が来週の日曜日までだったので、目黒雅叙園まで行ってきた。六本木に出て、恵比寿でJRに乗り換え、意外に近い。。
展覧会の会場は、目黒雅叙園の百段階段というところ。東京都の指定有形文化財になっている場所で、昭和10年築の木造建築、七つの部屋がケヤキの階段廊下で繋がっている。展覧会等でないと、この場所にも入れないということで、建物自体にも関心があった。
この階段廊下で繋がっている各部屋に、和紙の灯篭や提灯、ねぶた、風鈴といったものが、各部屋ごとのコンセプトで飾られている。
建物自体が古いので、天井にも絵が描かれ、はりや引き戸には螺鈿の装飾などがほどこされてる。

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少し期待値を上げすぎて臨んだからか、感動するほどではなかったけれど、そこそこ楽しめた。全体的な仕上がりは、文化祭を高級にした感じ(写真撮影OKだったので、そういうのも文化祭感を高めてしまってるかも…)。。。で、各部屋の展示を順々に巡って行く。行く前にイメージしてたのは、もっと幻想的な感じだったので、勝手なイメージとのギャップで、あれっ?というのがあった。。。イメージを修正し、目の前に集中…。集中するとこれはこれでなかなか楽しめた。

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特に気に入ったのは、星光の間の草木のあかり(造形作家川村忠晴の世界)の展示。落ち葉やほおずき、瓢箪といった自然なものを用いたライティング。ほおずきなんて小さいのに、その中に、電球が入ってる。どうやって熱を逃がしてるのかな。赤いほおずき、黄色のイチョウなどと光が合わさって、かわいらしく綺麗だった。

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100段目の頂上に展示されていた山口県柳井市の金魚ちょうちんもかわいいね。

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暗いとこって落ち着く…。