静かな日曜日。

両親にもらったチケットでサントリーホールへ行ってきた。本日は、マチネー。
初めて聴く3つの演目のうち、最後のブラームスドイツ・レクイエムが一番よかった。レクイエムだったので、暗〜い感じでおどろおどろしいのかなあ…。影響されやすいから、ちょっとやだなあ…。
と思っていたけれど、そんなことはなかった。天国に行くのは幸せなのかも…と思わせるような仕上がり。
レクイエムというのは、ラテン語で安息を、という意味らしい。。なるほど、安らぐ感じを受けるわけだ。
曲の最後、音が止まる。指揮者は、振り上げていたタクトをとてもゆっくりとしたスピードで降ろした。
その間の気持ち長めの静寂…。
会場には余韻が漂い、タクトが下がると同時に、すべてが無に帰した…。
この余韻を味わう静寂さがたまらない。。。
世界観を無視して、くい気味に拍手をするひとや、歓声をあげるひとなどがいなくてよかった。
無事、安息はもたらされり。

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早めの夕飯はメキシカンで。新緑の中、姉とメキシカン・モヒート飲みました。