不動。

朝の散歩。プレッセでお買い物をした後、桜並木伝いに檜町公園に差し掛かると、先日までスケートリンクになっていた広場に、ミニチュア富士が出現。
そういえばそんな話、ネットで見た気がするなあ。。。
ミニチュアだけど、思いがけない遭遇に、嬉しくなる。
何だろう、富士山を見ると、はあーと引き込まれるようなこの感覚…。そして、何か安心する感じ。。
刷り込みかなあ。。。
富士山の特別感…？
昔は、東京でも多くの場所から富士山が望めたのよね。。もはや多くの富士見ケ丘から、富士は見えなくなっているのではと思うけど…。
小学生のときに、学校の前から見えていた富士山、まだ見えるのかな。。。
ふと見上げると変わらず、いつもそこにある。。
そういうのって、なんてことないのに、とても安心するもんだよね。。

 

桜、満開だったらなぁ〜

ファイト〜

木曜の夜は、ポルトガルに旅行に行っていた姪が、お土産を持って来てくれた。。
電車を乗り間違え、次の駅で走って乗り換えるなんてハプニングもあったようだけど、無事、帰宅して何よりだ。。
それよりも何よりも良かったのは、なんかとても明るくなってたこと。。
高校も後半からは勉強に打ち込む姿が一生懸命で、そんなもんかと思ってたけれど、、、大学生になっても、あまり楽しそうにみえない…。
何かできることも思いつかず、心の傍に置いてあったけれど、この間、会った姪は、自分で持っていた重りを取り外したかのように見えた。。楽しんじゃいけないように自分につけた重り…。
このきっかけが上手く定着するといいなあ。。
人生は長いようで短い、、、多分。
どんな人生を送るかを決めるのは本人だし、、うつうつとした日々がなんの役にも立たないわけでもないと思ってる。
ただ多分、今は楽しくてよいときなんだ、、、
いろいろ経験して、いろいろ考えて、楽しみながら年をとっていってもらいたい。。。
自分のことをさて置いて勝手なことを言ってるけれど、、、
そうだといいというのと、そうしたいというのは必ずしも一致しない…。
だから、ついつい他人には、そうだといいということを期待しちゃうけど、、、
久し振りの楽しそうな姿を見て、ちょっぴり安心した。。

まるまる

アルマジロ、確かあのまるまる動物。。まるまるのっていいなあ。。ごろんごろんして、ころころころーて、あてどもなく、転がっていくのも楽しそう。。でも、どうやらまるまるのは、敵に襲われたときに、手足を引っ込めて、硬い甲羅で身を守るためなのだとか。。敵に襲われるのは嫌だけど、取り敢えず丸まっちゃえば、誰も血を流さない。。これはこれでよいかもしれない。。丸まった後は、意外に中は快適で、ころころころーて、転がって行こうかしら…なんて、中では思ってるかもしれない。。敵が自分だったときも、内なる敵を中に丸め込んで仕舞えば、ぐっとこらえることができそうだ。。まるまれるのはいいなあ。。。あれ、なんで丸まってたんだっけ…なんて気付くまで、ころころしてたら、すっかり違う世界に辿り着いてるかもしれない…。

此処

駅からの帰り道、通りの脇のベンチのとこに、小さなお靴。。
きっと誰かの忘れものだね。。。
通りに落ちていたのを拾って、誰かがベンチに置いたんだね。。
うん、この方が分かりやすい。
お父さんか、お母さんか、抱っこしてて、きっとお靴が落ちたの分かんなかったんだね。。
おんなのこ、、、多分、おんなのこは、寝てたのかな。。。
きっとお気に入りのお靴…。
お家に帰って、あ、片方ない…て話になってるね、きっと。
明日、ここにもう一度来てみるといいよ。。
お靴さん、誰かに拾われて、ベンチで待ってるよ。
どこかで何かを失くしたら、もう一度そこに戻るのがいいね。。
忘れものの方も、ずっとそこでお迎えが来るのを待ってるかもしれない。
このお靴みたいにね…。
ここだよ〜。