充電18%→58%

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ここで重点的に膝を治したいと思い、今日は引きこもり。今週は、焦りから、少し膝が心の負担になって来ていることもあり、本当なら、外に出て気分転換をしたいところ。でも、ここはぐっと我慢。早く元通りにしたい。
これを負けず嫌いというのか、人に弱みを見せると自分が無くなってしまうような気がする。大変だなぁ、辛いなぁ、と思うときほど気張っちゃう。でも、多分、自然体でいられないのは、弱いからだと思う。まったく合理的な行動とは思えないけど、それが自分の頑張りを支えてる。

仕事の流儀にイチローが出たとき、強靭な精神力というインタビュアーの発言に対し、クラブハウスでのチームメイトとのやりとりを馬鹿げた例だけどといいながら話していたのが印象に残ってる。

薄いピンクのTシャツを着ていったとき、チームメイトから、なんだそんな女みたいなシャツを着て、と散々からかわれたとする。そうすると自分は翌日、それ以上に濃いピンク色のTシャツを着ていく。この行動は、ある人が見れば強いということになるのかもしれないけれど、僕は弱いからだと思う。ほんとに強い人間なら、聞き流す。聞き流そうと思って聞き流すんじゃなく、すっと聞き流せると思うんです。
ただ、僕はここでチキショーと思う。そこで、白いTシャツを着て行ったら自分の負けのような気がする。そこには、屈したくないという自分がいるのは確か。それを見ようによっては心が強いということになるのかもしれない。

いろんなことに向き合う度、自分の弱さしか感じていない、とイチローは言う。わたしは、イチローの言う弱さって言うのがわかる気がする。あんな偉業を成し遂げているのに、この番組を見て非常に親近感が湧いた。そっか、イチローでもそうなんだ。

多分、このエピソードをイチローが話したのは、非常に逆説的だけど、自分の弱さがあるからこそ、それに挑みたい自分がいて、結果、ひとから見たら、それが強さに見えるって話なんだろう、と自分なりに理解した。

弱いから頑張れる。弱いからこそ、凄いことができるひとがいる。軟弱さ万歳!